論文プレプリント投稿(ChemRXiv)

以下のプレプリントが公開されました。

“Probing a Local Viscosity Change at the Nematic-Isotropic Liquid Crystal Phase Transition by a Ratiometric Flapping Fluorophore”
Ryo Kimura, Hidetsugu Kitakado, Takuya Yamakado, Hiroyuki Yoshida, and Shohei Saito
doi: https://doi.org/10.33774/chemrxiv-2021-s599c

(内容) 励起状態において分子の形状が平面化するFLAP分子を液晶に添加し、蛍光スペクトルを測定することで液晶の相転移が検出できることを示しました。周囲の環境によって特性の変化する分子プローブは液晶に限らず、生体材料やゲルなどの流動性をもつ材料の局所的な物性評価手法として有望です。今回の研究では、他のプローブ分子との比較を通してFLAP分子の優位性を明らかにした他、液晶中における液晶中におけるFLAPの吸収/蛍光スペクトルの異方性から、局所粘度の異方性について議論しました。
  本研究は京都大学・齊藤尚平先生との共同研究です。

論文プレプリント投稿(ChemRXiv)

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