応用物理学会でメタバースシンポジウムを開催しました。

2023年 第70回 応用物理学会 春季学術講演会(上智大学 四谷キャンパス + オンライン)(2023年3月15-18日)において一般公開シンポジウム「メタバースを加速する応用物理 -五感に拡がるAR/VR-」を開催しました。(開催報告

政府の提唱するSociety5.0では、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(物理空間) の 高度な
融合により人間中心の世界を築くことが目指されています。 COVID-19の感染拡大もあり、多くのユー
ザーが互いに繋がりあうインターネット上の仮想空間<メタバース>が大きく注目を集める中、仮
想・物理の両空間をつなぐインターフェースの重要性は今後さらに増すものと予想されます。人の五
感に作用する高度なインターフェースの創成には光学的、電気的、力学的、音響的、磁気的効果
の積極的な利用が重要であり、これらの学問の基礎と応用と扱う応用物理学の重要性は今後、ますます重要となると思われます。
 このような 背景から、本シンポジウムでは今のハードウェア技術で実現されつつある状況や萌芽
的な研究開発事例からメタバースがつくる新たな世界観や 将来的なデバイスへの期待にいたるま
で、様々な メタバース 関連技術のトップランナーから講演をいただきました。 学会内外から 10名の招待
講演者を招き、各々の視点から研究されている技術 、そしてニーズや将来展望を語っていただきました。
当日は複数の講演に関連して実機デモを行い、好評を博しました。

秋季学術講演会ではメタバース関連シンポジウムの第2弾を開催する予定です。

応用物理学会でメタバースシンポジウムを開催しました。
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